クラスターエッジ
第13話 カールスが遺したもの
リナの心に、クロムの心に、アゲートの心に、カールスは何を置いていったのだろう。
リナはカールスに負い目を抱いていたのだろう。その結果が今の彼女の状態-修道女なのではないかと思う。
カールスの暗い過去。見てしまい、助けてもらおうと純粋に思ってリナが見たままを大人に告げたせいで、カールスは連れて行かれてしまった。自分のせいだと悔やみ、追い掛けるリナに、それでもカールスは優しく微笑んだのだ。君のせいじゃないよと言いたげな笑み。
今だにリナはその想いに囚われているようだった。というより、逃げ出したかったのか?その償いのように、傷ついたアゲートの世話をする姿が痛々しかった。
結局、他の修道女等に、軍から手配されているアゲートを庇っていることがばれ、アゲートを軍に引き渡す形になってしまう。まるで、カールスが連れて行かれたときと同じように・・・。そして彼女はまた悔やむことになるのだ。
このことをクロムはまだ知らない・・・・んだよね?クロムの過去も明らかになりましたが、彼の場合はカールスの記憶を与えられたことによって、良い方に変わっていってると思います。でもね、クロムはやはり団体行動してほしいの。他のみんなは何してるんでしょ?
クロムにとってのカールスはやっぱり“兄”でしょうね。恩人と見てもいいかもしれないけど。恐怖を覚える意味が分からないと言ってたけど、恐怖=自分を、人を護ることに繋がると思うんです。恐怖がなければ、命を失うことだって、また奪うことだって平気になっちゃうと思うんですよね。恐怖を覚えたから、今のクロムやクロム団があると思うんです。
アゲートにとっては、うーん、何だろう?アゲート=カールスって見えちゃうんですが。なので、カールスの遣り残したことをアゲートは必死にやり遂げようとしているように見えるんだけど。カールスがアゲートに残したものって、もしかして“使命”?
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