第43話 反撃の声
相変わらず人を奮い立たせる(煽り立たせる?)のがお上手なラクス嬢。
そしていつまでも名前を覚えてもらえないアスラン。マードックさんも“ザフトのボウズ”呼ばわりだし。
ジャスティスが出たことで、恐らく、アスランVSシン、キラVSレイのカッコになるんではないでしょうか?
しかし、気合入ってますね、今回は。すんごい作画がキレイですもん。こういうときはホントに安心して見ていられます。作画監督は山口晋サンでしたね。平井色が濃い画を描かれるんですねぇ。ラクスがすんごい可愛いんです。基本設定に忠実なのか?チェックしておきましょう。
出た出た!ドムズ!ヒルダ姐さん、イケイケ状態です。また出してくれないかなぁ、ジェットストリームアタック!
未だジブリールの居所を掴めないカガリ。もうちょっと身内を疑えよ。誰かが隠してるに決まってんだから。
今回も非常にオトコマエなアマギ@すすむんであります。それに比べ、ちょっと力尽きてきたか、先週は「やるときゃやる」アーサー@ひろきくんだったのですが、今週はいつものヘタレ感が戻ってきましたね。アーサーらしくていいのですが・・・。
うおーっ!ネオ、やりましたねっ!ミネルバに一発当てました。カッコイイ!!と思ったら被弾、アークエンジェルに「降ろしてくれるか?」と問えば、マリューさんは迷うことなく整備班に指示、収容口を開く。その場面に過去の記憶がシンクロ。いけっ、思い出せ、マリューさんを泣かすんじゃねぇぞ!と密かに二人を応援する私です。だって、素敵なカップルだと思うんだもん!
キラVSシン。どっちかといえばキラのほうが有利か?そこへお邪魔虫レイ参戦。1対2は卑怯じゃん。キラはレイの機体を見て、SEEDでの最後のクルーゼとの戦いを思い出す。
レイに助けられ、キラに止めを刺そうとするシン。と、「やめろーーーーーーっ!!!」キターーーーッ!アスラン、怪我をおしての登場!シンと向き合おうと一生懸命語りかけるアスラン。「自分が今、何を撃とうとしているのか、解っているのか?戦争を失くす。そのためにロゴスを撃つ。だからオーブを撃つ。それが本当にお前が望んだことか?お前は本当は何が欲しかったんだ!」多分、アスランとシンが欲しかったものはきっと一緒だったはず。これで簡単に洗脳が解けるとは思えないが、それでも、自分が今、していることに少しでも疑問を感じてくれれば、暗闇から這い出るきっかけにはなると思うんだが、それを黙って見ている、シンを洗脳した一人、レイではない。「チィッ!死にぞこないの裏切り者が!何をノコノコと!惑わされるな、シン!!」・・・そりゃあ、アンタ、いくらなんでもかつての仲間に吐くには酷い言葉だな。そして思ったとおり、キラVSレイ、アスランVSシンの組み合わせでやり合うことに。「オーブは撃ってはダメだ、お前が!」
そして、ユウナ。なんだかすごいお顔になってるんですけど。ぼっこぼこにやられちゃったのね。シェルターに入るように言われてるんだけど、ここでもまだわがままなこと言ってるし。んで、隙をついて逃げ出すんだけど、落ちてきたグフの下敷きに・・・。これはこれであっけない幕切れでございました。シャトルにはフナトとユウナを待つジブリール。一緒に逃げるつもりだったんだ。しかし、ジブリールサイドについたオーブの人たちって、やっぱ買収されたんでしょうか?何故味方するのか、解りません。
アークエンジェルは潜れるのに、ミネルバは潜れないんですか?おんなじ造りの船だと思ってたのに、やっぱり仕様は違うんですね。
そしてセイラン親子を置いて、脱出を図るジブリール。ああ、誰か気付きなさいよ!ほら、シャトル発進しちゃったよー!
戦況は圧倒的にオーブサイドに有利な展開に。モビルスーツ戦も同じような状況。迷いが生じたシンに勝利は有り得ない。ここでの撤退は正解ですね。
タリアさんは頭のいい方ですね。理想的な指揮官だと思います。時と状況に応じた判断に誤りが基本的に無い。戦況が不利なのを早々に見極め、旗艦に撤退の指示を要求するが、あっけなく却下、と思ったら旗艦撃墜。不意に飛び立ったシャトルにジブリールが搭乗していると睨んだタリアはルナマリアにシャトルの捕獲あるいは撃墜を命じるが、ルナマリアは仕留められず、ジブリールはさよーならー。ルナマリア、諦めるの早すぎ。くあ~、じれったい!
ザフトは撤退。カガリはタリアのことをある程度信用しているようですね。追撃はしませんでした。アスランは気が抜けたのか、気絶。帰ってみると、なんと血まみれ!傷口が開いたのね。ムリするからよ!
タリアは議長に戦闘報告。タリアの考えだとジブリールは飛び去ったシャトルにいたとある程度確信。ジブリールを逃がし、オーブにも敗退したことを認める。潔いです。カッコイイ!そして、ジャスティスの名を改めて口にしたことから、アスランがオーブサイドに回ったことも暗に告げる。オーブとは別の交渉手段を取ることになるらしいが、・・・何を交渉するんです?ジブリールのいない今・・・。
アスランの様子を見に来たキラとラクス。この二人もなんだかラブラブオーラが自然と醸し出されるようになってきました。無言で慈しむように寄り添い合う二人にもうゴチソーサマってカンジ。今だ、アスランとラクスは婚約者同士と思ってる多くの方々代表のメイリンはその姿が不思議でならないんでしょうね。「?」って表情が可愛らしいです。
ルナマリアとシンの関係も特に進展した様子もないんですが、お互い気遣い合ってるのは解りますね。でも、きっとそれは愛じゃないと思います。
そして!!!今回、イチバンの見せ場。船上のネオ&マリュー。記憶としては覚えていないが、身体が君を覚えている、と言うネオ。・・・ある意味、エロ臭さが漂うような台詞ですが、こやっさんなので普通にスルーできてしまいます。もう既に顔っていうか、表情がネオじゃないもの。ネオでいることに自信がなくなってきたってことは、やっぱり作られた記憶だったのね。この場で抱きしめるあたりが、また少佐っぽくて好きです。また、傍に居ることを簡単に許しちゃうあたりがマリューさんらしいです。・・・愛だねぇ。
ムリに起き上がろうとするアスランに「大丈夫ですか?」と手を貸すメイリン。「って、言わない方がいいよ、アスランには。絶対、大丈夫って言うから。」「そうですわね。」と仲良く御登場のキラ&ラクス。二人の雰囲気に圧倒されつつ「あ・・・ハイ。」とメイリン。心の中できっと「なんなの、なんなの!?この二人の只ならぬ雰囲気はーっ!静かに見せ付けないでよねー!イイモン、あたしだって、いつか、その、・・・アスランさんと・・・。」と言ったかどうかは別として。一緒にカガリの声明発表を見に来たんだろう。
カガリの記者会見。デュランダル議長へのメッセージだと断言。言わんとしたのは、恐らくアスランが議長に対して抱いた不信感と同じものだったのだろう。が、これから重要なことを言おうとしたところで、タイミング良く議長の策略で、ミーアが電波ジャック。アスランもびっくりだが、もっとビックリしたのはメイリンでしょう。あれ?ここにも、そっちにも?ってカンジで。アスランの場合は、「まだ議長に従っているのか?」という怒りに似た感情からなのでしょうが。でも、ミーアも、従ってはいるが、議長に対して疑念を抱いているはず。やはり本物のラクスと比べると、顔つきがキツイですな。暗に、ジブリールを匿ったオーブを非難。おーっと、ここで懐かしい顔が!イザークとディアッカ、この二人もいつまでもラブラブなんだからぁv(腐)!
するとここで本物のラクスが「では、キラ。私も参りますわ。」って、キラしか見えてねぇーっ!またここでも無言のラブラブオーラが炸裂中!今回、多いよ、ソレ。「私にも、もう迷いはありません。」と静かに、しかし力強く言葉を発するラクス。人を嗾けるばかりじゃなく、ちゃんと自分も動く覚悟をしてたのね。ここでアスランなら、彼女を危ない目には合わせられないときっと出て行くことを反対したんでしょうが、キラは黙って背中を押します。「守る」カタチの違いですね。こういうところ、二人は対照的だと思いますよ。アスランはきっと対象者の前に立って、キラは後ろに立って守るタイプだと思います。また、キラとラクスが揃って部屋を出て行くときにラクスの肩に回されたキラの腕がちっとも迷っていないところもいいなぁって思いました。もう誰もこの二人の世界には入っていけないことでしょう。
ロゴスに対する嫌悪感を聞いてる人たちに植え付けようと、ここでも洗脳活動お盛んな議長の駒、ミーアの言葉をまたしても遮る電波ジャック。今度は本物ラクスだー!横にはカガリの姿が。「その方の姿に、惑わされないでください。私が、ラクス・クラインです。」みんな(特にザフトの方々)驚きを隠せません!当の議長でさえ、「んなばかな」と仰っておられます。田中理恵さん、すごいですねー。ちゃんと別人ですもん!ミーアの声は当初、別の声優サンを起用するはずだったそうですが、そこを田中さんが「是非私にやらせてください!」と頼み込んだらしいです。流石な演技力ですね。難しい役どころでしょうに。言いだしっぺだけのことはありますよ!
次回予告のバックに流れていたお歌は、ラクスの新曲ですか?いよいよ終わりが近いなと思えてきました。次回は本物VS偽物。
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